塗装の基礎知識

知らないと危険!悪徳な外壁塗装業者の驚くべき手口とは?

外壁塗装を行う際は、業者の質をしっかりと見極めて、依頼者のことを真剣に考えてくれる優良業者に依頼することが大切です。

なぜなら、外壁塗装業者の中には、依頼者のことを一切考えていない悪徳業者も存在しているからです。

この記事では、実際に発生している悪徳業者の知られざる手口について、詳しく解説していきます。

 

悪徳な外壁塗装業者って本当にいるの?

ネットなどで検索をすると、悪徳業者の情報がたくさん見つかりますよね。

中には、

「本当に悪徳な業者って存在しているのかな?」

と疑問に思っている方もいるでしょう。

結論から言ってしまうと、悪徳業者は全国に存在しています。

悪徳業者に騙されないためにも、外壁塗装検討している方は、悪徳業者の手口や対処法についての知識をつけておくべきなのです。

 

悪徳業者の驚くべき手口とは?

では早速、悪徳な外壁塗装業者の知られざる手口について、詳しく見ていきましょう。

 

とにかく激安金額を提示する

悪徳業者がやる手口として最も代表的なのは、

「激安金額の提示」

です。

外壁塗装にも相場が存在しているのですが、悪徳な業者はこの相場からかけ離れた激安価格を提示してくることが多いです。

では、なぜ悪徳業者が激安金額を提示してくるのでしょうか。

それは、「工事終了後に高額な追加費用を請求するため」です。

仮に高額費用を請求されなかったとしても、必要な工程を省かれていたり、雑な工事が行われていたりする可能性が高くなりますので注意しましょう。

 

過度に不安を煽る

悪徳な業者は、とにかく案件を獲得するのに必死です。

そのため、依頼者を極端に煽るような発言をすることもあります。

例えば、

「今すぐ工事をしないと家が倒れますよ」

「取り返しのつかないことになったら大変ですよ」などです。

もちろん、依頼者のことを思って本心からそう言っている場合もありますが、外壁塗装というのは基本的に緊急性を伴いません。

つまり、塗装工事を行わなかったからといって、数日で家が壊れるということはあり得ないのです。

 

耐久年数を過剰に見積もる

悪徳な塗装業者の中には、依頼者に知識がないことをいいことに、

「この塗料は30年、40年持ちますよ」と平気で嘘をつきます。

塗料には様々な種類があり、それぞれで耐久年収が異なりますが、持って20年程度です。

また、10年経過したタイミングで再度メンテナンスを検討する必要がありますので、

「今塗装をすれば、この先30年は塗装の必要がありませんよ」

というような宣伝をしてくる業者がいた場合は、要注意です。

 

一般的ではない塗料を進めてくる

これは様々なサイトで言われていることですが、一般的でないオリジナル塗料を進めてくる業者には注意が必要です。

一般に出回っている塗料というのは、大手メーカーが研究に研究を重ねて作っている物ですので、これを上回る塗料を作るのは容易ではありません。

ただ、中には、

「一般に出回っていると量よりも質が高いですよ」

「一般に出回っている塗料よりは価格が高いですが、その分長持ちしますよ」

と言って、自社塗料を高額販売している悪徳業者も存在しているのです。

 

見積もりが適当すぎる

外壁塗装に限った話ではありませんが、見積もりが適当すぎる業者には依頼すべきではありません。

優良な業者は、金額だけではなく、使用する塗料や塗り面積、配置する人員などかなり細かく見積もりを出してくれます。

一方、悪徳な業者は「一式」というような言葉を使い、かなり曖昧な見積もりを出してくることが多いです。

また、後から追加費用を請求するために、わざと曖昧な見積もりを作成している悪徳業者もいますので注意しましょう。

 

悪徳業者に引っかからないために意識すべきポイントは?

次に、悪徳業者に引っかからないために意識すべきポイントをいくつか紹介していきます。

 

外壁や屋根塗装の相場を知っておく

外壁や屋根塗装を行う際は、相場をしっかりと把握しておきましょう。

相場を把握しておけば、

「この見積もりは高すぎる」

「本当にこんな激安価格でやってくれるの?」

というように、見積もりの段階である程度優良業者を選別できるようになるのです。

 

その場で契約しない

外壁塗装業者が訪問してきて不安を煽ってきたとしても、その場で契約してはいけません。

「今すぐに契約してくれれば、〇万円値引きします」

と言ってくる業者もいますが、このような甘い罠に引っかからず、

「検討します」と言って後日返答するようにしましょう。

 

実績のある業者に依頼する

悪徳な業者に引っかからないためには、実績のある業者に依頼をすることが大切です。

「業者の実績なんて調べようがない」

と思っている方もいると思いますが、ほとんどの業者は会社パンフレットやホームページ、チラシなどの配布物に施工実績を掲載しています。

逆に悪徳な業者の場合は、実績の記載がなく、HPすらないというケースも多いため、事前に業者について調べておくようにしましょう。

 

まとめ

外壁塗装業者の中には、悪徳な業者も複数存在しています。

悪徳業者に依頼をしてしまうと、必要な工程を省かれたり、高額請求をされたりしてしまう可能性が高くなるのです。

実際、弊社が開催する「外壁塗り替え勉強会」に参加された方も、悪徳業者に騙されて悔しい思いをした方もいらっしゃいました。

外壁塗装を検討している方は、今回紹介したことを参考にしながら、依頼者のことを親身になって考えてくれる優良業者を探していきましょう。