もし外壁塗装の剥がれを見つけても、補修は大変だし、何よりコストがかかるし、と思って、しばらく放置してしまいがち…。しかし、また今度と思っているうちに、放置した塗装剥がれが原因で余計に厄介なことが増えてしまうかもしれません！
今回は外壁塗装の剥がれを放置したら起こってしまったことをお伝えしたいと思います。
外壁塗装の剥がれを放っておいた結果
浮きや剥がれが進行した
外壁塗装の剥がれを放っておくと、剥がれた箇所から剥がれが広がってきてしまいます。剥がれが広がってしまうと、外壁を保護するものがなくなっている状態になるので、雨漏りを起こすようになり、外壁の傷みにも繋がってしまいます。
家の価値が下がった
塗装が剥がれてるくらいで資産価値が下がるの？と思われるかもしれませんが、塗装剥がれを放置したことにより、外壁の劣化や雨漏りなどの症状が出てきた場合、建物の資産価値は下がってしまいます。価値を下げないためにも、定期的なメンテナンスをしておきたいものですね。
下地が傷んでしまい余計なコストがかかった
塗装剥がれの箇所から雨水がしみてくることによって、外壁内部にダメージを与えてしまいます。そして、外壁自体が劣化してしまうと、単に塗装を塗り直すだけでなく、下地の補修にもコストがかかってしまいます。
このように、塗装の剥がれを放っておくと、塗り直し以外の余計なコストもかかってしまうので、早めに対処しましょう。
外壁塗装の剥がれを見つけたら
外壁塗装の塗り直しを検討する
外壁塗装は10～15年でメンテナンスが必要になってきます。塗装に剥がれの症状があるということは経年劣化しているということになりますので、対処が必要になります。
また、塗料の耐用年数を過ぎても塗装の剥がれが出てくるので、剥がれを見つけたら出来るだけ早く外壁塗装の塗り直しを検討しましょう。
施工不良というケース
経年劣化で塗装の剥がれが起こることはよくあることですが、塗装剥がれの症状の原因の中には、施工不良だったという場合もあります。
施工不良のケースは以下のようなことなどが挙げられます。
・下地処理が不十分
・下塗りが不十分
・乾燥不足
・劣化箇所の補修が不十分
・外壁材と塗料の相性が悪い
・塗料を規定通りに使用しなかった
このような施工不良が原因で塗装に剥がれが起こってしまった場合は、保証期間内であれば、無償で直してくれることがありますので、新築時や外壁塗装をした時の契約書をチェックしてみると良いでしょう。
いかがでしたでしょうか？たかが塗装の剥がれと想って放置してしまうと、余計に厄介事が増えてしまうこともありますので、塗装剥がれを見つけた時は、早めに対処できると良いですね！
