外壁塗装を塗り直してもらって良い気分だったのに、1年もしないうちに塗装が剥がれるなんてことがあったら、とてもショックですよね。
一体何故、すぐに剥がれてしまったのか…今回は、施工後1年以内で剥がれてしまった外壁塗装には何があったのか、その真実をお知らせします!
施工後1年以内の剥がれは施工不良
施工後、ぱっと見では綺麗に塗装されて見えるので気づかないこともありますが、1年以内に剥がれる塗装は、施工不良の可能性が非常に高いです。業者に連絡して、剥がれの具合を確認してもらい、塗り直しを相談してみましょう。
剥がれの原因
1年以内に塗装が剥がれる原因は、大体施工中に起こっています。外壁塗装の施工中に一体何があったのか、以下のようなことが考えられます。
しっかり洗浄できていない
外壁塗装では下塗り前に、高圧洗浄でしっかりと汚れを落とします。この工程が十分でないと、汚れの上に塗装することになってしまい、塗装はすぐに剥がれてしまいます。
下地処理不足
外壁塗装の工程では下地処理も大変重要です。土台である外壁の補修をした後に、下塗りをしっかりすることで、その後に塗る塗料との接着を高めてくれます。下地処理不足だと、この役割がなくなり、塗装の剥がれの原因になってしまいます。
下地と塗料が合っていない
塗料には適した下地があります。間違えて適合しない下地を使ってしまった場合、塗料を上から塗っても、塗料の持つ耐久性や特性を活かすことは難しいでしょう。結果、すぐに剥がれることとなります。
規定の塗布量を守っていない
塗料には、それぞれに決められた塗布量があり、その量を均一の厚さで塗らなければいけません。それを守らずに塗装してしまうと、塗膜の膨れや剥がれが起こりやすくなってしまいます。
保証をチェックしてみましょう
万が一、塗装が剥がれてしまったら、保証のことを思い出してください。保証内で塗り直しが出来るかもしれません。チェックすべきは主に2つの保証です。
工事保証
各業者によって内容は様々ですが、施工内容に瑕疵があった場合、工事保証の期間内であれば、保証してもらえます。契約時には保証書の内容をよく読んで、しっかり保管しておきましょう。
製品保証
工事の瑕疵を保証するのが工事保証。対して製品保証は、塗料のメーカーが商品に対して付けている保証です。工事の瑕疵ではなく、製品に問題があった場合に保証されます。
いかがでしたでしょうか?1年以内に塗装が剥がれるなんて、とてもショックなことと思いますが、実は施工内容に問題がある場合がほとんどなんですね。塗装が剥がれたら、保証もチェックしつつ、業者に対応をお願いしてみましょう!