外壁塗装は高額なため、少しでも安い業者に依頼したいと考えますよね。
しかし、破格の見積もりを見て、即契約!なんてことは決してやってはいけませんよ…?
激安の見積もりには必ず理由があります。今回は、激安業者に依頼したために起こってしまった悲劇をお伝えいたします。
安すぎる見積もりに要注意
話し合いや見積もりの段階では、にこやかな雰囲気でスムーズに話が進んだのに、契約後、いざ施工が始まるというところにきて、「補修が必要だから塗装できない。補修には追加料金が必要。」と態度が一変したら、困ってしまいますよね。
信じがたい話ですが、このような悪徳業者は実際に存在するので、安易に激安の見積もりで契約してしまうと、後々痛い目を見ることになるかもしれません。
追加料金を請求された
悪徳業者の中には、追加で補修させることによって相場以上の金額を請求するというところがあります。もし、やたらと補修が必要と言われる場合、以下の点を業者に明確に説明してもらいましょう。
・傷んでいる箇所と症状
・傷んでいる箇所の範囲
・補修方法はどのようなものか
これらの説明を、現場の写真と共にできれば、本当に補修が必要なのだと分かりますが、適当に流すような業者であれば、不必要な補修をしようとしているということになります。
また、追加料金を支払う前にも、以下の点を書面にして残しておくようにしましょう。
・補修内容
・補修箇所、面積
・補修費用
しっかりと書面に残しておくことで、口約束で起こり得るトラブルを未然に防ぐことが出来るでしょう。
下塗り後、施工を中断された
これは本当に困った手口なのですが、下塗りを完了させた状態で、「補修が必要だから補修費用を支払うまで施工できない」などと言い、こちらが動かずにいると、施工自体を中断してしまうというものです。
他の業者に問い合わせても、どのような下塗りを塗っているか分からないから依頼を受けられないと断られることが多いため、結局、相場より高い費用を支払い施工を続けてもらうという選択しかできないのです。
雨天の遅延料金を請求された
基本的に外壁塗装は雨天時は作業しません。そのため、雨が続いたりした場合、施工スケジュールが延びてしまうことがあります。しかし、スケジュールが延びたからといって、追加料金が発生することはありません。
知っていれば、おかしいなと気がつきますが、もし何も知らなければ、「スケジュールが延びているので遅延料金が発生します。」と、それっぽく言われてしまうと、納得してしまうかもしれません。
いかがでしたか?激安見積もりの悪徳業者と契約をしないというのが一番良いのですが、実際、安さに惹かれて契約してしまい、その後、多額の追加料金をとられて痛い目を見たという方もいらっしゃいます。
どうか契約する際は慎重に考え、納得できる業者を選んでくださいね!