塗装の基礎知識

屋根と外壁は同時に塗装すると安くなる?

 

そろそろ塗装工事をしたいと思っているけれど、塗装工事では大量のペンキを「外壁の汚れが気になってきたけれど、屋根の塗装はどうしよう…」とお悩みの方はいらっしゃいませんか?

今回は、屋根と外壁の同時塗装することでのメリットについて詳しくご説明したいと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

屋根と外壁の同時塗装による3つのメリット

費用が安くなる

屋根と外壁を同時に塗装することの最大のメリットは、なんと言っても費用が安くなるということです。塗装工事では建物の周囲に足場を設置して作業するため、別々に塗装した場合は足場費用が2倍かかってしまいます。

同時に塗装することで、その足場代が1回で済むため、その分費用が抑えられるのです。足場代の相場は10~20万円程度なので、それだけ安くなるということですね。

 

外観が一気に美しくなる

屋根と外壁を別々に塗装すると、どちらか一方は美しくなったけれど、もう一方は汚いままになり、かえって汚れが目立ってしまうことになります。

しかし、屋根と外壁を同時に塗装すれば、建物全体が美しくなるため新築のような雰囲気を味わうことができ、外観のバランスも良くなります。

 

一度で終わるので気持ち的に楽

塗装工事を決める前は、相見積もりに業者決め、現地調査など様々な下準備が必要です。また、実際工事が始まると毎日人が出入りしますので、いくら自分の家とは言え緊張感があるものです。

屋根と外壁と同時に塗装すれば、このような手間や煩わしさが1回で済みますので、気持ち的にとても楽になることもメリットと言えるでしょう。

 

屋根と外壁の同時塗装によるデメリットはないの?

上のメリットでお伝えした通り、屋根と外壁を同時に塗装すると、足場代が浮く為トータルの費用は安くなりますが、1回にかかる費用が高額になってしまいます。また、同時に塗装するということは2回分の工事を1回で行うため、どうしても工期が長くなってしまいます。とは言え、工期も費用同様に、トータルでの工期は短くなるため、デメリットというかどうかは個人で異なります。

一般的には、屋根も外壁も10年程度で塗り替えることが推奨されています。しかし、屋根と外壁は屋根の方が雨風の影響を受けやすいため、外壁より傷みやすいので、塗り替えのタイミングがずれてしまうことも少なくありません。

一方の塗り替えを考えた時に、もう一方も数年以内にリフォームをする段階であれば、同時に塗装を行うことをおすすめしていますが、屋根と外壁の状況を見たうえで業者とよく相談して決めるのが最良です。

徳竹塗装ではオンライン相談も承っておりますので、お気軽にご連絡ください。