外壁塗装を考えている人なら必ず気になる「保証」。高額な工事であるため、保証についてもきちんと理解しておきたいですよね。
今回、外壁塗装の施工後の保証について知っておきたいポイントをまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください
塗装業者における保証は2種類
外壁塗装の保証は工事保証とも呼ばれ、依頼する業者や入っている団体によって保証対象や保証期間はばらばらですが、保証の種類としては大きく以下の2つに分けられています。
自社保証
業者が独自に付けている保証のことで、ほとんどの業者が付けている保証で、独自保証、オリジナル保証と呼んでいる業者もあります。
確認しておくべきポイントとしては、「保証の対象」「保証の年数」「どのような塗装状態を保証してくれるのか」の3つを必ず把握できるよう業者に聞いておくと良いですね。
ただし、自社保証は、万が一業者が廃業した場合、たとえ期間内であっても保証を受けることができなくなります。
団体・組合の保証
塗装業者が組織する団体や組合に加盟することで受けられる保証です。
団体や組合の保証は万が一、業者が廃業した場合でも保証を受けることができます。ただし、団体や組合は多数ありますので、依頼する業者がどこの団体に加盟していてどんな保証が受けられるのか確認しておくと良いですね。
塗料メーカーによる保証
塗料メーカーが塗料に対して行なっている保証のことで、
(1)製品に何らかの不備があった場合にその代金を保証する「製品保証」
(2)業者がメーカーが定めた塗料を使って塗装した場合に限りつく「メーカー保証」
がありますが、どちらも製品の保証であるため、工事内容については一切保証されません。また、塗料が剥げた原因が、塗料にあるのか業者にあるのかを特定するのは困難なため、基本的に塗料メーカーによる保証は期待しないほうが良いでしょう。
保証において気をつけるべきこと
上述したように、外壁塗装の保証は業者によってさまざまで、自社保証については差が激しいため、内容をしっかり確認するためにも保証については事前に確認しましょう。
保証書は必ず発行してもらい、きちんと保管しておくことも大切です。口頭での約束では、実際に保証を受けたいと思った際に保証をしてもらえないこともあるからです。
また、保証の年数がやけに長い業者などは、悪徳業者である可能性もありますので十分に気をつけるようにしてくださいね。