塗装の基礎知識

美しさを維持する 色あせしにくい外壁3選

 

経年劣化による外壁の色あせは避けては通れません。

しかし、出来る事ならなるべく色あせはしたくないですよね!

 

そこで今回は、色あせしにくい外壁の色3選をご紹介いたします!

古くなって塗り替えたい・何色にするか悩んでいるという方は

ぜひ参考にしてください!

 

色あせの原因

 

まずは、色あせする原因ですが、大きく次の2つの要因があります!

①紫外線の影響による劣化

 

②化学変化による色あせ

 

一つずつ見ていきましょう!

 

紫外線の影響による劣化

塗料の色の元は【顔料】です。

 

この顔料は原子同士の結合で出来ていて、紫外線によって

この結合エネルギーを上回るエネルギーを受けることで、

破壊されて色あせの原因になります。

 

外壁だけでなく、本や洋服などもずっと紫外線を浴びていると

色あせてしまいますよね!

 

 

化学変化による色あせ

材質にもよりますが、鉄が錆びると赤や黒くなるのと同じで

水や紫外線、酸素などの要因で素材の色自体が変色してしまい

色あせて見えることがあります。

 

 

色あせしにくい色3選

 

では、本題の色あせしにくい色3選をご紹介します!

 

①白 ②黒 ③青

 

白は太陽の光を吸収しにくいという特徴があり

色あせても分かりづらいため最も色せしにくい色です。

 

しかし、デメリットとしては汚れが目立つという点が挙げられます。

 

 

黒の塗装は、色の元である【顔料】が

カーボンブラックというもので、紫外線に結合を壊されにくく

色落ちがしにくい色と言えます!

 

デメリットは、白と同様に汚れが目立つという点と熱を吸収して熱くなることです。

 

 

青は光を反射しやすいため紫外線の影響を受けにくく

色あせもしにくいです!

 

しかし、目立つ色なので周りの住宅との調和が難しく

エアコンの室外機、雨どいなどの外部に設置する

工業製品との色の相性によっては

ごちゃごちゃした印象になってしまう可能性もあります。

 

 

色あせしにくい色を使えば、長く色を保つことが出来ます!

しかし、説明した通り汚れが目立つなどのデメリットもあるので

しっかり考える必要があります!

 

 

色あせしやすい色3選

 

最後に色あせがしやすい色もご紹介しますので、参考にしてください!

①赤 ②黄 ③緑

 

赤は原色で最も色あせしやすい色です!

綺麗な赤を保つには、こまめな塗り替えが必要になるのでコストもかかります。

 

 

鮮やかな黄色だけでなく、クリーム色のような黄色であっても色あせは目立ちます。

特にクリーム色は汚れと合わさって、より色あせているように見えてしまいます。

 

もし、クリーム色を選ぶ場合は、低汚染性の塗料を選ぶと

色褪せしづらく長持ちするのでおすすめです。

 

 

緑は塗り立ては発色がいいので人気色の1つですが

発色がいい分、鮮やかさが失われるとすぐに色あせ印象になります。

 

 

 

まとめ

 

今回は、色あせしにくい外壁の色3選をご紹介しました!

それぞれメリットがあればデメリットもあります。

 

どのくらいの頻度で塗り替えをするのかなども

踏まえて考えてみてくださいね!

 

いつでもご相談お待ちしております!!