外壁塗装では、高圧洗浄や養生など様々な作業が必要になります。
中には、
「作業中はエアコンって使えるのかな？」
という疑問を抱えている方もいるでしょう。
そこでこの記事では、外壁塗装中はエアコンが使えるのか、エアコンが使えない場合はどうすればいいのか、ということについて詳しく解説していきます。
外壁塗装中はエアコンが使えないの？
冒頭でも解説したように、塗装工事を行う際は、高圧洗浄や養生などの作業が必要になってくるため、窓を開けることが困難になります。
そのため、特に夏場や冬場はエアコンの使用が必須になると言えるでしょう。
多くの業者は、室外機にカバーをしてくれるため、作業中でも問題なくエアコンを使用できる場合が多いです。
ただし、全ての業者が室外機にカバーをしてくれるとは限りませんので、施工前にしっかりと確認しておくことが大切です。
エアコンが使えなくなるタイミングとは？
では次に、エアコンが使えなくなるタイミングについて、詳しく見ていきましょう。
養生シートで覆われている時
室外機周辺を塗装する場合は、塗料の付着を防ぐために、室外機にも養生を行うことがあります。
室外機が養生シートで覆われている場合、その間はエアコンを使うことができません。
養生シートで覆われているにもかかわらず、無理にエアコンを作動させてしまうと故障の原因になりますので注意が必要です。
高圧洗浄を行っている時
外壁塗装を行う前に、古い外壁の汚れを落とす「高圧洗浄」という作業が必要になります。
高圧洗浄を行っている最中というのは、壁に強い水圧の水がかかり続けることになりますので、エアコンを使用することができません。
無理に使用してしまうと、室外機に水が浸入し、故障に繋がってしまいますので注意が必要です。
エアコンの使用可否を確認しておかないとどうなる？
外壁塗装を行う際は、事前にエアコンの使用可否を業者に確認しておくことが大切です。
エアコンの使用可否を確認せずに工事を始めてしまうと、以下のようなデメリットが発生することになります。
体調を崩す可能性がある
夏場や冬場というのは、どうしても室内の温度が高くなったり、低くなったりしますので、エアコンがないと体調を壊してしまう可能性が高くなります。
特に夏場は、
「ちょっとの間だから我慢しよう」
とエアコンをつけずに生活し、脱水症状や熱中症になってしまうケースもありますので注意が必要です。
塗料のニオイが侵入してくることがある
エアコンというのは、外部の空気を取り込まず、室内の空気を循環させて温度調節を行う仕組みとなっていますので、塗料の臭いが入ってくる可能性は低いです。
ただし、エアコンの種類によっては、外の空気を取り入れて温度調整を行うタイプもあります。
このタイプのエアコンを工事中に作動させてしまうと、室内に塗料の臭いが充満してしまい、体調を壊してしまう可能性が高くなりますので注意が必要です。
夏場や冬場に塗装を行う際の注意点
最後に、夏場や冬場に塗装を行う際の注意点について、詳しく解説していきます。
エアコンの使用可否をしっかりと確認する
先ほども解説しましたが、夏場や冬場に外壁塗装を依頼する場合は、エアコンの可否を事前に確認しておかなければなりません。
確認を怠ってしまうと、
「使えると思っていたのに使えなかった」
「エアコンを作動させたら塗料の臭いが入ってきた」
「エアコンが壊れた」
というトラブルに繋がってしまいますので、注意が必要です。
どうしても使えない場合は外出をする
多くの塗装業者は、エアコンが使用できるように何らかの工夫を行ってくれます。
ただ、作業内容によってはどうしてもエアコンが使えなくなることがあるのです。
このような場合は、室内の温度が急激に上がったり、下がったりする可能性が高くなりますので、外出をした方が良いでしょう。
まとめ
外壁塗装工事を行っている場合でも、基本的にはエアコンを使用することができます。
ただし、養生シートで覆われている場合や、高圧洗浄を行っている場合などはエアコンが使えなくなりますので、業者と事前に打ち合わせをしておくことが大切です。
また、優良業者はエアコンを使えるように作業内容を工夫してくれることも多いです。
快適な生活を維持しながら外壁塗装を行いたいという場合は、依頼者のことを親身になって考えてくれる優良業者に依頼することをおすすめします。
