※AIで生成したイメージです。
外壁塗装で「ケレン」という言葉を耳にしたことはありませんか?
特に鉄部塗装においては欠かせない作業で、これを怠ると数年以内に再塗装が必要に…なんてことも。
実はケレンは、塗装の耐久性や仕上がりを左右する”超重要工程”なんです。
ケレンってどんな作業?ー塗装前に欠かせないケレンの役割とは
ケレンとは、古い塗膜やサビ、汚れを落として塗料がしっかり密着できるように下地を整える作業のこと。特に鉄部塗装では欠かせません。鉄は空気や水分に触れることでサビが進行しやすいため、ケレンを丁寧に行うことで塗料の密着力が高まり、塗料本来の耐久性能を発揮します。
4種類のケレンを完全攻略ーグレード別の特徴と使い分け
ケレンには目的や劣化状態に応じて、4つのグレードがあります。
1種ケレン(ブラスト工法)
大型機械で表面を完全に研磨する方法。橋梁や工場など大規模構造物で採用される仕様です。
2種ケレン
ディスクサンダーなど電動工具を使い、塗膜やサビをしっかり落とす方法。劣化が進んだ鉄部に有効です。
3種ケレン
電動工具や手工具を使い、浮いている塗膜やサビだけを除去。一般住宅の鉄部補修で多用されます。
4種ケレン
表面の軽い汚れやサビを落とす最小限の処理。再塗装の下準備に適しています。なお一般的な住宅では4種ケレンで済むことは稀です。
価格相場はどのくらい?ーケレンの作業範囲・グレード別の費用早見表
| ケレンの種類 | 相場(㎡あたり) | 主な用途 |
|---|---|---|
| 1種ケレン | 3,000〜4,000円 | 大型構造物 |
| 2種ケレン | 1,300〜2,200円 | 鉄部の重度劣化 |
| 3種ケレン | 500〜1,200円 | 一般住宅の鉄部 |
| 4種ケレン | 200〜400円 | 軽度の補修 |
グレードが高いほど大がかりで、費用は上がります。
ケレンをやらないとどうなる?ー4つの重大リスク
ケレンを怠ると、見た目でも機能面でも大きな問題が起こります。
・塗膜が数年で浮き、剥がれる
・サビが再発し、鉄部の劣化が進行する
・塗料本来の耐久性能が発揮されない
・早期に再塗装が必要になり、結果的にコスト増
特に鉄部は一般的には、5〜7年ごとの塗り替えが推奨されていますが、ケレン不足だと5年以内でのトラブルも珍しくありません。
現場でよく聞くケレン用語集ーこれでプロの説明も怖くない!
ここで現場で使われるケレン用語をご紹介します。
目荒らし:表面に細かい傷をつけ、塗料を密着させること
浮き:塗膜が下地から浮いている状態
ケレン棒:鉄部のサビを削る専用工具
素地調整:塗装前に下地を整える作業の総称
活膜:比較的状態の良い、取り除く必要のない古い塗膜のこと
死膜:ケレンで取り除く必要がある、サビを防ぐ効果のない塗膜
ケレン作業を見極めるチェックポイントー優良業者が行う丁寧な仕事とは?
・下地の状態を丁寧に診断しているか
・適切なグレードのケレンを提案しているか
・作業前後の写真をしっかり提示してくれるか
・見積書に「ケレン」の記載があるか
鉄部の塗装はケレンの良し悪しで持ちが大きく変わります。見積もり時に工程をしっかり確認することが、後悔しない塗装の第一歩です。







