※AIで生成したイメージです。
「乾いてると思ったのに…」“乾燥中”に起こる外壁塗装トラブル
塗装したばかりの外壁。「もう乾いたかな?」と指でチョンと触ってみたら、あ、外壁に指紋がついちゃった…。こんなショックなこと起きて欲しくないですよね。
実はこれ、外壁塗装では、よくあるトラブル。表面は乾いているように見えても、塗膜の中はまだベタついていたり、乾燥が不十分なことも多いんです。乾燥中に不用意に触れてしまうと、指紋が残ったり、塗膜がめくれたり、最悪の場合は塗り直しに…。たった一瞬の「うっかり」が、完成後の仕上がりを大きく左右してしまうのです。
見た目じゃわからない!実は4段階もある、外壁塗装の「乾燥」
「乾いたかどうか」は、実は“見た目”では判断できません。塗料には、以下のように段階的な乾燥プロセスがあります。
指触乾燥
表面に軽く触れても塗料はつきませんが、強い力で触れると、塗膜がヨレたり指紋がついたりします。施工後、指触乾燥には1~2時間かかります。
半硬化乾燥
触っても傷つきにくくなるため、重ね塗りが可能になります。この状態になるまで、数時間~1日程度の時間が必要です。
硬化乾燥
塗膜がしっかり硬くなり、多少の摩擦には耐えられる段階ですが、とがったもので触ってはいけません。ここまでには1週間程度かかります。
完全乾燥
塗膜内部も乾燥が済んでいるため、強く擦っても傷はつきません。大抵は、2週間〜1ヶ月程で完全乾燥に至ります。
つまり、「指で触っても平気=完全乾燥」ではないのです。誤解しやすいポイントだからこそ、業者の説明や工程表をしっかり確認して、慎重に過ごすことが大切です。
塗り方・塗料・季節でこんなに違う!あなたの家の乾燥時間チェック
「乾燥時間はどれくらい?」と聞かれることは多いですが、実はこれ、とても個別差があるものなんです。
塗料の種類
水性塗料は油性に比べて乾燥に時間がかかる傾向があります。
塗る厚さ
外壁を厚塗りすると、もちろん、通常よりも乾燥時間が長くなります。
気温と湿度
寒い季節や梅雨時は、塗料がなかなか乾かず、施工スケジュールにも影響します。
日当たりと風通し
日差しが当たる南側の壁と、日陰になる北側の壁では、乾燥スピードに大きな差が出ます。
このように、家の向きや立地、季節によって「乾燥の進み方」はまったく異なるため、一律に「○日でOK」とは言いきれません。職人さんの判断や、工程の説明をしっかり聞くことが安心につながります。
家族の行動にも注意!乾燥中にやりがちなNGベスト5
塗装が済んでホッとするのも束の間。実は“乾燥中”こそ、家族のちょっとした行動が影響を与えるデリケートな時期なんです。よくあるNG行動を紹介します。
なんとなく触る
「もう乾いた?」と軽い気持ちで指でチョン…興味本位で触ってしまうと、せっかくの塗装が台無しになってしまいます。塗装後はしばらく触らないように意識してください。
荷物を立てかける
脚立、傘、ゴミ袋…軽く外壁に立てかけたつもりが、気づけば塗膜が凹んでいた!なんてことも。特に、ビニールやゴム製品は、塗膜にくっつきやすいので注意しましょう。また、自転車などの重いものを立てかけると、完全乾燥していても外壁が凹む可能性がありますので、半年~1年程の時間は空けると良いでしょう。
周辺でDIYや掃除をする
土や草、水しぶきなどは、乾燥前の外壁にとって、塗料の密着を邪魔する大敵。
屋外での作業は控えるようにしましょう。
ペットを放す
愛犬や愛猫が塗りたての外壁に近づくと、毛が塗膜に付き、見た目も耐久性も台無しに。
子どもと遊ぶ
ボール遊びやかくれんぼで壁に手が当たると、せっかくの塗装に傷が…。工事期間中は、室内や公園で遊ぶのが安心です。
乾燥を早めたいときに知っておきたい、プロの工夫と季節対策
「少しでも早く乾いてほしい」「できれば工期を短くしたい」…そんな希望に応えるため、職人さんはさまざまな工夫をしています。
風通しを確保する
足場のシートを一部開けて風の通りを調整。湿気がこもらないようにします。
スケジュールを柔軟に調整
天気予報を見ながら、乾きやすい時間帯や日を選んで作業を進めます。
速乾性の塗料を使う
低温でも乾きやすい塗料や、湿気に強いタイプの塗料を使い分けるのも技術のひとつ。
ただし、乾燥を「短縮」することは厳禁。充分な乾燥が最も長持ちする仕上がりに繋がります。焦らず、でも効率よく。これがプロの腕の見せ所なんです。
まとめ
乾燥中の“ちょっとした油断”が仕上がりを左右します。
外壁塗装は、「塗ったら終わり」ではありません。むしろ、乾燥中こそが最も大切な時間。ほんの少しの気のゆるみが、完成後の仕上がりに大きな差を生みます。
でも逆に言えば、この期間を丁寧に乗り切れば、塗装の美しさも耐久性もアップします。家族みんなで「塗装を守る意識」を持って、安心して完成を待ちましょう。
「もう乾いたかな?」と思っても、触るのはグッと我慢!職人さんの工程と判断を信頼して、最後まで見守ることが、満足のいく外壁塗装につながります。







