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【外壁材の種類】と選び方のポイント

 

外壁塗装は塗料や色だけではなく

外壁材にもいろいろな種類があります!

 

今回は、7つの外壁材の種類と選び方のポイントをご紹介しますので

外壁材選びにお役立てください。

窯業系サイディング

 

まずは、全体の78.5%という圧倒的シェアを誇る

人気の窯業系サイディングです。

窯業系サイディングは、板状の外壁材で80%がセメント

残りの20%が繊維質・増量材で構成されています。

バリエーションも多いため、様々なニーズに応えることができて

他の外壁材と比べて安価でコストパフォーマンスもいいのが特徴です!

 

価格(1㎡あたり):3,500~5,000円

メンテナンス頻度:7~8年

 

 

金属系サイディング

 

金属系サイディングは表面はスチール板、裏には断熱材を入れたサイディングのことで

メンテナンス周期が長く、優れた断熱性でひび割れや凍結の心配がないため

耐久性に優れた外壁材です。

しかし、海岸沿いでは塩害の影響で

錆びてしまったりすることもあるため注意が必要です!

 

価格(1㎡あたり):4,000~6,000円

メンテナンス頻度:10~15年

 

 

モルタル

 

モルタルは、砂とセメントと水を混ぜ合わせて形成される外壁材で

デザイン性と耐久性に優れているのが特徴でデザインの自由度は高いです。

しかし、ひび割れが発生しやすいため定期メンテナンスは必須になります!

 

価格(1㎡あたり):1,500~4,000円

メンテナンス頻度:5~10年

 

 

樹脂系サイディング

 

樹脂系サイディングは、塩化ビニル樹脂が使用されたサイディングで

耐久性や耐候性にすぐれていて寒さや酸性雨にも強く

ひび割れしにくいのが特徴です。

しかし、単色でカラーバリエーションが少ないため

あまり国内では普及していません。

 

価格(1㎡あたり):7,000~9,000円

メンテナンス頻度:10~20年

 

 

木質系サイディング

 

木質系サイディングは、素材に無垢の木材を使用したサイディングで

表面に塗装を施してあるのが一般的です。

 

木のぬくもりを感じられて断熱性に優れているのが特徴で

木材と聞くと、防火性が不安になりますが

不燃処理を施すことで、防火性や耐火性、耐久性を

備えているものも増えています。

しかし、他の外壁材に比べると水に弱いため腐食や変色する

というデメリットもあります。

 

価格(1㎡あたり):6,000~8,000円

メンテナンス頻度:7~10年

 

 

ALCパネル

 

ALCとは、ケイ酸質、石灰質、アルミニウム粉末が主原料で

高温高圧で蒸気養生された軽量気泡コンクリートパネルのことです。

水に浮くほど軽いのが特徴で、建物の負担が軽く

断熱性・耐火性に優れていて非常に優秀な外壁材です。

しかし、防水性はほとんどないため、防水性の機能は仕上げ材に依存する

というデメリットもあります。

 

価格(1㎡あたり):7,000~15,000円

メンテナンス頻度:10~15年

 

 

タイル

 

タイルは、粘土を主成分とした原料を、板状にして焼き固めた外壁のことで

紫外線による変色などの経年劣化もほとんどなく、耐久性に優れています。

タイルには、表面まで埋めた目地と、多少くぼみを残した「深目地」の

2つの目地があり、深目地の場合は雨水が滞留しやすく劣化が早くなってしまう

ので注意が必要です!

 

価格(1㎡あたり):7,000~9,000円

メンテナンス頻度:10~15年

 

 

 

選び方のポイント

 

ここまで7種類の外壁材をご紹介しましたが

どう選べばいいの?とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

最後に外壁材を選ぶポイントを3つご紹介いたします!

①メンテナンス頻度

②価格

③デザイン性

 

メンテナンス頻度

どの外壁材も定期メンテナンスは非常に重要で

メンテナンスがいらない外壁は存在しません。

 

ですが、外壁材の種類によってメンテナンス頻度は変わってくるため

あまりメンテナンスに手をかけたくないという方は

メンテナンス頻度が少ない外壁材を選ぶのがおすすめです。

ただし、メンテナンス頻度が少ない外壁材はその分

値段も高くなってきます。

 

価格

外壁材の価格は、同じ大きさでも種類によって

最大で10倍以上も変わってくるため

自分の予算に見合った外壁材を選びが大切です。

 

ただし、安すぎる外壁材には要注意!

そのような場合、防火性能が備わっていない、下地補修を全くしない

などの手抜き工事業者の可能性もあります!

 

 

デザイン性

外壁材は種類によって素材や質感、ツヤ感など異なるため

家の印象も大きくかわります。

どの外壁材が理想と近いのか

事前のシュミレーションを必ず行ってから決めましょう!

 

 

まとめ

 

今回は、【外壁材の種類】と選び方のポイントをご紹介しました。

【外壁の種類】

① 窯業系サイディング

② 金属系サイディング

③ モルタル

④ 樹脂系サイディング

⑤ 木質系サイディング

⑥ ALC

⑦ タイル

 

外壁材を選ぶ際は、メンテナンス頻度・デザイン性・価格

の3つポイントを抑えて選びましょう!

 

弊社では、営業はもちろんですが、施工で伺っている職人へも

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