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【空き巣に注意!】外壁塗装工事中の空き巣被害を防ぐ安心マニュアル

 

外壁塗装工事は、家の大切なメンテナンスで、長く住んでいく上で欠かすことのできない工事ですよね。

しかしその工事中、実は「空き巣被害」のリスクが高まることをご存知でしょうか?

空き巣に「侵入しやすい家」と思われてしまうのは怖いですよね。

そこで今回は、外壁塗装工事中の空き巣リスクを軽減し、安心して工事を進めるための方法を解説します!

 

 

外壁塗装工事中の家が狙われる!? まずは知っておきたい「空き巣の経路と心理」

 

犯人は足場を伝って侵入する

 

外塗装壁工事で設置される足場は、空き巣にとって最高の侵入経路になります普段は手の届かない2階のベランダも、足場があれば簡単にアクセス可能に…。 「2階だから大丈夫」と考えて、窓の鍵を開けたままにしてしまうと、恐ろしい結果に繋がることもあります。

 

養生シートは隠れ蓑

 

工事中に張られる養生シートは、塗料などが飛び散る汚れから保護する役割がありますが、同時に、外からの視線を遮ります。 それが、空き巣のための「犯行の目隠し」となってしまうのです。 周囲の目が見えなくなることが、犯人にとっては都合の良い環境となります。

 

居住者不在の狙い目物件

 

工事中の家は「住人がいない」と空き巣に判断されがちです。 実際には在宅していても、工事中は家の中の様子が分かりにくくなります。在宅中でも油断せずに、カーテンや照明などを使い、家に人がいることをアピールする工夫をしてみましょう。

 

工事関係者を装う見事な手口

 

恐ろしいことに、空き巣が工事関係者を装って侵入するケースもあります。工事中は業者の訪問が多く、不審者が紛れても気づきにくい状況になります。事前に業者との連携をとり、作業員の出入り時間や人数を把握しておきましょう。不審な人物を見かけた際は、すぐに警察へ連絡できるように、業者との間でも対応の仕方を確認することが重要です。

 

 

誰でも簡単!効果的な空き巣対策

 

貴重品の管理はどうする?

 

工事期間中、現金や貴金属などの貴重品は、銀行の貸金庫を利用し、家に置いたままにしないのが一番安全です

「家庭用の小型金庫を使う」ということもあるかと思いますが、金庫ごと運び出されるリスクがあるため、使用する場合は、目立たない場所に固定する等して対策しておくと良いですね。

業者を通じて防犯状況が漏洩するリスクもゼロではないため、貴重品の保管場所等の詳細は伝えないように気を付けましょう。

 

 

「戸締まり+α」で家を守る補助錠のすすめ

 

戸締まりは防犯対策の基本ですよね。そこで、さらに防犯性能を上げるために、窓やドアには補助錠を設置し、二重ロックを意識してみてください。 特に足場に面した窓などの、外から侵入されやすい場所は、重点的に対策していきましょう。補助錠は手軽に取り付けられるものが多く、簡単に防犯対策に取り組むことができますよ。

 

工事前に工事の工程を把握、業者との連携を強化

 

業者との連携を強化するために、工事工程表をもとに、事前に工事のスケジュールや工程について話し合いをしましょう。 どの時間帯にどの作業が行われるのか、より注意しておく時期はいつかを確認し、事前に対策を立てておくことが大切です。

天候などでスケジュールがずれることもあるため、毎日、工事の進捗を報告してもらえるようにお願いをして、連携を密にしておくと安心できますね

 

 

工事中も見守りを続ける防犯カメラとセンサーライトの活用術

 

防犯カメラの設置は、空き巣の抑止力として非常に有効です。 特に、動体検知機能や夜間の赤外線機能が付いた防犯カメラがおすすめです。 

また、センサーライトを足場や玄関周囲に設置することで、動きに反応して照明がつき、防犯効果を発揮してくれます。

その他にも、「防犯カメラ作動中」などの文言が書かれた垂れ幕も、犯行を躊躇させる効果があります。防犯グッズの設置に関しても、業者と相談して進めておきましょう

 

 

「足場の入口封鎖」で空き巣の侵入経路を遮断

 

その日の工事が終わった後や、悪天候などで作業を行わない日には、足場の入り口を封鎖してもらうように業者にお願いしましょう。これだけでも、足場を利用した侵入のリスクを大幅に軽減できます。

 

 

信頼できる業者との防犯連携のポイント

 

防犯対策について、業者と何を話せば良いか迷ってしまいますよね。優良業者であれば、きちんと説明されると思いますが、以下の項目を参考に話し合ってみましょう。

 

・工事工程表について

・工事期間の施錠管理について

・不審者発見時の対応について

・防犯カメラなどの防犯グッズの設置について

・作業員の身分証の携帯、確認について

・工事用機材の管理方法について

 

業者との連携をとり、互いに安全な工事への意識を高めて、協力して防犯対策をしていきましょう。

 

 

日常的な防犯対策で「家族の安心」を守る

 

空き巣は犯行に及ぶ前に、侵入する家の下見をしているそうです。空き巣のターゲットにされないように、工事期間中の対策だけでなく、日常的に防犯意識を高めておきましょう。

 

防犯性能アップで空き巣が嫌がる家に

 

ピッキングに強い錠に変えたり、防犯性能があるCP 認定製品の防犯フィルムを窓に貼ったり、センサーライトを設置することで、空き巣に侵入されにくい環境を作ることが可能です。また、周囲から見えやすい玄関や窓を意識的に整備することも有効です。

 

 

見た目も美しい防犯対策、植栽の活用法

 

低い植栽を玄関や窓周辺の死角に配置することで、不審者の隠れる場所をなくすことができますトゲのある植物を植えるのも効果的です。

植栽を活用する場合の注意点は、枝や葉っぱが茂ってしまうと逆に死角ができてしまうため、手入れを怠らないようにすることです

 

 

これで留守がバレない?不在時の工夫

 

在宅時と不在時の違いを最小限に抑えると、空き巣に留守を悟られにくくなります。「家に人がいる」と思われるような工夫をしてみましょう。簡単にできるポイントがあるので参考にしてみてくださいね。

 

・郵便物

在宅時:こまめに回収

不在時:郵便局に事前に不在届を提出

 

・照明

在宅時:夜間点灯

不在時:タイマー設定で夜間点灯する

 

・カーテン

在宅時:開閉あり

不在時:一部分開放、閉めきらない

 

・音

在宅時:生活音あり

不在時:ラジオやテレビを小さな音で流す

 

いかがでしたでしょうか?空き巣被害は、外壁塗装工事中にリスクが上がります。犯人からターゲットにされないためにも、業者とも協力して、防犯意識を高め、気持ちの良い外壁塗装工事を進めましょう!