塗装の基礎知識

隣の家との距離が近くても塗装できる?

 

外壁塗装の見積もりをとったものの適正価格かどうか分からない…隣の家との距離が近いことが気がかりで、外壁塗装を躊躇してしまっている方はいませんか?

今回は、外壁塗装をするために必要な隣家との距離やご近所トラブルを防ぐためのポイントについてご紹介したいと思いますのでぜひ参考にしてみてください。

外壁塗装が可能な隣家との距離ってどれくらい?

住宅密集地などで隣家との距離が狭い住宅にお住いの方もいらっしゃると思いますが、隣家との距離が1cmという方はいませんよね。というのも、法律で『建築物と隣地との距離は原則50cm以上離す』ということが定められているからです。

もし50cm以内の場所に建物を建てる場合は、隣人の承諾が必要であるか、その地域の慣習がある場合に限りますので、ほとんどの場合、隣家とは50cmの距離はあるはずなのです。外壁塗装では足場を組むことはご存知の方も多いと思いますが、その足場を組むことができれば外壁塗装は可能です。

具体的な距離で言うと50cm以上あれば問題はありませんので「隣家との距離が気になって外壁塗装ができない」と思っている方でも、外壁塗装を行うことができる場合がほとんどです。また、現場によっては40cm程度でも行なえるところもありますので万が一隣家との距離が50cm未満の場合でもご相談ください。

 

隣家とのトラブルを防ぐためにも挨拶をしましょう

隣家との距離が近いと、足場を組む際に一部が隣家の敷地内に入ってしまうことがあります。その場合、隣人の承諾がなければ足場を組むことはできませんので、承諾を得に伺います。また、外壁塗装の工事中は人の出入りが多く、どうしても騒音が出てしまいますし、塗料のにおいも気になってしまうものです。

ご近所トラブルを未然に防ぐためにも、外壁塗装を決めたら、必ず工事前に隣家やご近所にご挨拶されると良いかと思います。弊社担当者もご挨拶に伺いますので、一緒にご挨拶に回わっていただけると近隣の方へ不安を与えない為、助かります。

これからも住み続ける場所ですので、きちんとした説明をし、ご近所の承諾を得て工事に取り掛かる様、弊社も務めさせていただきます。